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2017年10月 8日 (日)

求人広告

本ブログは、本と音楽に関するブログのはずなのに、ふらふらと出歩いてばかりでした。
今日は最近読んでいる2冊の本について。
テーマは「求人広告」。

1冊目は、「ペナンブラ氏の24時間書店」

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 働いていたベーグル店が倒産して失業した主人公クレイが「24時間書店」の求人広告を見る。
何が24時間なんだろうと思った所ですが、無事に店主ペナンブラ氏に気に入られて、そこで働くことに。
この書店の奇妙な点は、店舗奥に「奥地蔵書」があり、会員が夜中に本を借りに来ることだった。そして、クレイは店員として次のことを守らなければならなかった。
○午後10時から午前6時までの勤務で、遅刻、早退は厳禁
○会員に棚から本を出すことが仕事で、本は読んではいけない、
○客とのやりとりを全て記録すること(時刻、顧客の様子、精神状態、本の請求の仕方など)

どうやら奥にある本は暗号化されているらしい、とくれば、暗号を解くことが主人公のミッションとなるわけですが、書店とインターネット、秘密結社とグーグル社などの対比があり面白かったです。

クレイの彼女キャットがグーグルに勤めているのですが、これって本当?
○食事は個人仕様となっており、ビタミンや天然興奮剤が加えてある
○会社の運営はプロダクト・マネージメントで行う。現在64人だが、くじ引きで決まる。
○寿命の延長、ガン治療、臓器再生、DNA修復を手掛けるチームもある

2冊目は、『ミー・ビフォア・ユー きみと選んだ明日』

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 働いていた喫茶店が閉店して失業した主人公ルイーズが、6カ月の期間限定の介護職の仕事に求人応募する。彼女の家は裕福ではなく、諸般の家庭の事情から、家族は彼女の稼ぎを当てにしていた。

 クライアントはお金持ちの家で、その息子ウィルの世話をする仕事である。
ウィルは会社を経営する青年実業家だったが、2年ほど前に不幸としか言いようがない不慮の事故で半身不随になったため、車いすと他人の手助けがなければ生きていかれない状況となり、人生に絶望していた。
その家族には秘密があり、ウィルの固い意思により、6カ月後には尊厳死の道を選ぶことになっていた。

そんなのは許されないこと、してはいけないことだとルイーズは思う。
何とかして、ウィルに生きる希望を持ってほしいと、彼女はウィルを積極的に外に連れ出す。
もちろん、ウィルの心が外に向くようになる過程もいいのですが、それまでさして人生に指針も持っていなかったルイーズが向上心を持つように変わっていく様子もほほえましい。
そして、当然のように二人の間には
恋愛感情が芽生え・・・
というところで読むのを一時停止しています。
本書のサブタイトルは、「きみと選んだ明日」となっているので、
まさか、ウィルを死なせないよね、と今から心の準備をしている次第。


どちらも、一番いい所で読むのを中断しています。
ですから、ネタばれの心配もありませんし、
皆さんと一緒に結末を予測できる次第です。

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